上映作品

あんのこと

新作料金 PG12 上映時間:113分
上映期間
8月10日(土)〜8月22日(木)

2024年製作/113分/PG12/日本

配給:キノフィルムズ

この作品の上映日

  • 12/28 (土)
  • 12/29 (日)
  • 12/30 (月)
  • 12/31 (火)
  • 01/01 (水)
  • 01/02 (木)
  • 01/03 (金)

12/28 (土)

上映はありません

12/29 (日)

上映はありません

12/30 (月)

上映はありません

12/31 (火)

上映はありません

01/01 (水)

上映はありません

01/02 (木)

上映はありません

01/03 (金)

上映はありません

作品紹介

透徹した眼差しから浮かぶ、この社会の歪み、生の美しさ

21歳の主人公・杏は、幼い頃から母親に暴力を振るわれ、十代半ばから売春を強いられて、過酷な人生を送ってきた。ある日、覚醒剤使用容疑で取り調べを受けた彼女は、多々羅という変わった刑事と出会う。大人を信用したことのない杏だが、なんの見返りも求めず就職を支援し、ありのままを受け入れてくれる多々羅に、次第に心を開いていく。週刊誌記者の桐野は、「多々羅が薬物更生者の自助グループを私物化し、参加者の女性に関係を強いている」というリークを得て、慎重に取材を進めていた。ちょうどその頃、新型コロナウイルスが出現。杏がやっと手にした居場所や人とのつながりは、あっという間に失われてしまう。行く手を閉ざされ、孤立して苦しむ杏。そんなある朝、身を寄せていたシェルターの隣人から思いがけない頼みごとをされる──。

2020年の日本で現実に起きた事件をモチーフに入江悠監督が映像化。本作は杏という女性を通し、この社会の歪みを容赦なく突きつける。同時に、単なる社会派ドラマの枠を超えて、生きようとする彼女の意志、その目がたしかに見た美しい瞬間も描き出す。そして静かに、観客に訴えかける。杏はたしかに、あなたの傍にいたのだと。



監督・脚本
入江悠
出演
河合優実/佐藤二朗/稲垣吾郎
配給
キノフィルムズ
公式サイト
https://annokoto.jp/