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<第2回演屋祭5月4日>2日目ノミネート作品上映レポート

<第2回 演屋祭>2日目は、2部に分かれて全国のクリエイターの皆さまからご応募頂きました110作品の中から、ノミネート作品として選出された10作品を上映し、金銀銅賞の発表を行いました。受賞結果はこちら

ノミネート作品上映第一部10:30~12:30

一部は10時30スタートで、下記『ㇻの♯に恋をして』『露光時間』『永峰中村飯塚』『幸せな空気』『待ち人来たらず』を上映しました。

『ラの♯に恋をして』(15:06/廣田耕平監督)


ストーリー:調律師のアキオは、ある日ピアノの調律を頼まれ老舗呉服店を営む西室家へ訪れていた。そこへ西室家長女のテルがお茶を出しに現れる。しかしテルはアキオの前でふいにオナラをしてしまった。凍りつく空気。恥ずかしさを隠しながらその場を離れるテル。そしてアキオはなぜか彼女に恋をしてしまう……。

上映後には、廣田耕平監督にご登壇&ご挨拶いただき、素晴らしいクルーのメンバーで出会ったことで生まれた作品だということをお話いただきました。

『露光時間』(15:00/角洋介監督)

ストーリー:光莉(ひかり)は死んでしまったはずの姉の星(あかり)の姿を目にする。星の婚約者であった義人にその姿を見せれば喜ぶに違いないと思い写真に収めようと躍起になるが、かえって彼を怒らせてしまうだけだった。

上映後には、この作品の企画・製作・音楽を担当されたイトウナホさんにご登壇いただき、監督からのメッセージや作品のエンディングソングに込めた想いなどをお話いただきました。

『永峰中村飯塚』(12:29/桂木友椰監督)

ストーリー:コンビニアルバイトの永峰は恋人・中村の引き合わせで大学の同級生・飯塚と再会する。生き方の異なる2人の価値観は対立し、口論に。それがきっかけとなり中村からも想いをぶつけられる。「このまま自由に生きたい」そんな永峰の理想の前に「普通」と「現実」が立ちはだかる。

上映後には、この作品の桂木友椰監督からいただいたビデオメッセージを観客の皆さんにお伝えしました。

『幸せな空気』(07:48/鹿野洋平監督)

ストーリー:茹だるような暑さの昼下がり。若いカップルの家へ壊れたエアコンの修理に来ている作業員の男性。彼は黙々と作業を続けるも、なんとカップルのあいだで別れ話が突然浮上して気まずいムードになってしまう。その時、思わぬ来訪者が現れて…。

上映後には、鹿野洋平監督にご登壇いただき、この映画の製作にいたったきっかけについてお話いただきました。

『待ち人来たらず』(18:42/鹿野純一監督)

ストーリー:常連客の堀玲奈は察する。喫茶店の店主が、昔の妻を店で待ち続けているとそこで玲奈は店主に、「今日中に待ち人が現れるかどうか」の賭けを持ちかける。

上映後には、鹿野純一監督にご登壇いただきご挨拶いただきました。

ノミネート作品上映第二部13:00~15:00

『マンガガールズ』(09:45/大門嵩、祁答院雄貴共同監督

ストーリー:学校の中で1人黙々と漫画を描いているといつも誰かが私の後を付けてくる。「す、ストーカーか!??」私は、そいつから逃れる為に車のトランクに。「ふぅ、ここなら見つからないだろう。」と思った矢先、トランクが閉まって閉じ込められてしまった。そして携帯の電源も落ちた。ヤバタニエン。

上映後には、共同監督をつとめた大門 嵩さんから、エッジの効いたメッセージビデオをいただき、会場が湧きました。

『kidofuji』(11:41/下社敦郎監督)

ストーリー:東京都杉並区高円寺にある立ち飲み屋「きど藤」で、ある夜に起こった男女三人の出来事。緊急事態宣言が解除になり営業再開したきど藤は一時的にいつもと変わらぬ活気を取り戻すが…。

上映後には、下社敦郎監督にご登壇いただき、この映画の独特なカメラワークの背景などについてお話いただきました。

『Veils』(なかやまえりか監督)


ストーリー:結婚写真を撮影したいLGBTQあゆみ(28)と紗香(28)はLGBTQ当事者として結婚写真の撮影を予定している。『LGBTQ対応可』のフォトサロンに問い合わせるが、返答に落胆と怒りを隠せない。2人の幸せが満たされる場所はあるのか。
ご登壇:ムラタマリエさん(プロデューサー・助監督)

上映後には、この作品のプロデューサーのムラタマリエさんにご登壇いただき、作品に込めた想いや監督が主演女優を勤めることになった背景についてお話いただきました。

『お願いだから、唱えてよ』(16:21/佐島由昭監督)

ストーリー:女が帰宅すると、家に知らない男がいた。男は自分が幽霊だと名乗る。パニックになるが、そんな彼女に頼みがあるという。果たしてその頼みとは何なのか・・・?!

上映後には、佐島由昭監督と、この作品のプロデューサー、脚本、主演をつとめた山口森広さんにご登壇&ご挨拶をいただきました。

『咲の朝』(18:13/大西千夏監督)

ストーリー:田舎から引っ越してきた高校生・咲。準備してきた自己紹介を上手くできず意気消沈していたところ、赤い自転車に乗った女子高生・のぞみと出会う。彼女と関わるなかで咲は自分のあり方を見つめ直し、本当の生き方を見つけていく。

上映後には、大西千夏監督(左から3番目)、中村葵さん(左から2番目/助監督)、篠原佑友さん(左/照明・編集・デザイン・スチル)にご登壇いただき、本作が早稲田大学の授業の一環として1年間をかけて制作されたお話を伺いました。

以上で全ての上映が終わり、授賞式へと移りました。

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