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第1回演屋祭地元クリエイター支援作品

第1回演屋祭は、佐賀県がコロナ禍における文化芸術支援として展開していた「LiveS Beyond(ライブスビヨンド)」と共に、地元クリエイターの映像製作支援を展開。そこで発表された作品は、演屋祭でも上映されました。地元唐津の映像製作に携わる皆さんの作品は、唐津でしか製作できないテーマで心を打たれるものばかり。映画祭当日は、作られた映像やドキュメンタリーに関わった市民の皆さんのティーチインも行われました。LiveS Beyondの支援を受けた地元映像作品を下記に紹介します。

唐津湾Culture

海に抱かれたまち唐津。その多彩な海から広がる様々なマリンアクティビティ、それに携わる人々の活動をまとめた「唐津湾Culture」。唐津の海の豊かさに改めて気づかされるのと同時に、そこに携わる人々の海への愛情が伝わってくる映像です。
撮影・監督/坂本諒平

唐津の風景と文化を世界に発信~唐津映画「花筐」 HANAGATAMI


2017年に公開された大林宣彦監督「花筐/HANGATAMI」。オール唐津ロケ、市民3,000人が参加し、1億円以上の寄付金を集め実現した本作は、クランクイン直前に監督が末期がんを宣告されながらも市民が一丸となって作品を完成させ、毎日映画コンクール映画大賞を受賞するなど、映画界においても多くの功績を残しました。大林監督が亡くなり、公開から3年たった2020年から、関係者が当時を振り返り、大林監督のメッセージや映画が唐津に残したものを見つめます。
製作/唐津ケーブルテレビジョン

町民の心意気と輪島塗の職人技 鮮やかによみがえる鯱

唐津っ子の魂であるお祭り、「唐津くんち」。平成27年には、ユネスコ無形文化遺産として登録された世界的なお祭りです。その祭りの13番曳山(ヤマ)である水主町「鯱」の修繕の模様をおったドキュメンタリー。鯱という曳山ができるまでの歴史、曳山に携わる人々の想い、修復に携わる人々のプロフェッショナルな職人の手仕事…曳山の修復を通して、200年続く祭りの根底に流れる唐津っ子の唐津くんちへの静かな情熱を垣間見ることができます。
製作/唐津ケーブルテレビジョン