上映作品

遺灰は語る

新作料金 PG12 上映時間:90分
上映期間
9月1日(金)〜9月7日(木)

2022年製作/90分/PG12/イタリア

原題:Leonora Addio

配給:ムヴィオラ

この作品の上映日

  • 10/14 (月)
  • 10/15 (火)
  • 10/16 (水)
  • 10/17 (木)
  • 10/18 (金)
  • 10/19 (土)
  • 10/20 (日)

10/14 (月)

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10/20 (日)

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作品紹介

ローマからシチリアへ。
トラブル続きの旅のなか、遺灰が見たものは?

映画の主人公は、1936年に亡くなったノーベル賞作家ピランデッロの“遺灰”である。死に際し、「遺灰は故郷シチリアに」と遺言を残すが、時の独裁者ムッソリーニは、作家の遺灰をローマから手放さなかった。戦後、ようやく彼の遺灰が、故郷へ帰還することに。ところが、アメリカ軍の飛行機には搭乗拒否されるわ、はたまた遺灰が入った壺が忽然と消えるわ、次々にトラブルが…。遺灰はシチリアにたどり着けるのだろうか——?!

『父/パードレ・パドローネ』『カオス・シチリア物語』『グッドモーニング・バビロン!』などで知られる世界的な名匠タヴィアーニ兄弟の現在91歳の弟パオロが初めて一人で監督(2018年に兄ヴィットリオは死去)。“遺灰”の旅は、熱情とユーモアを持って描かれ、イタリアの戦後史をも語る。そのモノクローム映像の美しさ、音楽の美しさ、ゆったりした語り。わずか90分に映画の豊かさが凝縮されている。
また、映画の主人公は1936年に亡くなった作家ルイジ・ピランデッロの遺灰だが、本作の最後は作家の遺作短編小説『釘』を鮮やかなカラーで映像化した短編で締めくくられている。



監督・脚本
パオロ・タヴィアーニ
出演
ファブリツィオ・フェッラカーネ/マッテオ・ピッティルーティ/ロベルト・エルリツカ(声)
配給
ムヴィオラ
公式サイト
https://moviola.jp/ihai/#