上映作品


港に灯がともる
新作料金
G
上映時間:119分
- 上映期間
- 3月7日(金)〜3月13日(木)
2025年製作/119分/G/日本
配給:太秦

この作品の上映日
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作品紹介

震災を知らない わたしの物語
1995年の震災で多くの家屋が焼失し、一面焼け野原となった神戸・長田。かつてそこに暮らしていた在日コリアン家族の下に生まれた灯。在日の自覚は薄く、被災の記憶もない灯は、父や母からこぼれる家族の歴史や震災当時の話が遠いものに感じられ、どこか孤独と苛立ちを募らせている。一方、父は家族との衝突が絶えず、家にはいつも冷たい空気が流れていた。ある日、親戚の集まりで起きた口論によって、気持ちが昂り「全部しんどい」と吐き出す灯。そして、姉・美悠が持ち出した日本への帰化をめぐり、家族はさらに傾いていく――。なぜこの家族のもとに生まれてきたのか。家族とわたし、国籍とわたし。わたしはいったいどうしたいのだろう――。
阪神淡路大震災から30年の節目で作られた映画『港に灯(ひ)がともる』。
阪神淡路大震災の翌月に神戸市長田で生まれた在日コリアン三世の女性・灯(あかり)が、自身の出自と親から聞かされる震災の記憶の板挟みになり、双極性障害を発症、コロナ禍を経て回復を目指す中で希望を見い出していく作品。
©Minato Studio 2025