上映作品
敵
新作料金
G
上映時間:108分
- 上映期間
- 3月3日(月)〜3月20日(木)
2023年製作/108分/G/日本
配給:ハピネットファントム・スタジオ、ギークピクチュアズ
この作品の上映日
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作品紹介
私 そんな先生が みたかったんです
渡辺儀助、77歳。大学を辞して10年、フランス近代演劇史を専門とする元大学教授。20年前に妻・信子に先立たれ、都内の山の手にある実家の古民家で一人慎ましく暮らしている。講演や執筆で僅かな収入を得ながら、預貯金が後何年持つか、すなわち自身が後何年生きられるかを計算しながら、来るべき日に向かって日常は完璧に平和に過ぎていく。収入に見合わない長生きをするよりも、終わりを知ることで、生活にハリが出ると考えている。遺言書も書き、もうやり残したことはない。だがそんなある日、パソコンの画面に「敵がやって来る」と不穏なメッセージが流れてくる。いつしかひとり言が増えた儀助の徹底した丁寧な暮らしにヒビが入り、意識が白濁し始める。 やがて 夢の中にも妻が頻繁に登場するようになり、日々の暮らしが夢なのか現実なのか分からなくなってくる。「敵」とは何なのか。逃げるべきなのか。逃げることはできるのか。自問しつつ、次第に儀助が誘われていく先にあったものは。
日本文学界最後の巨人・筒井康隆による老人文学の傑作『敵』に『桐島、部活やめるってよ』『騙し絵の牙』の吉田大八が挑む。俳優歴50年を迎える長塚京三が、12年ぶりに映画主演を務め、熟練のスタッフと俳優たちが紡ぐ、人生最期の「讃歌」。第37回東京国際映画祭にて東京グランプリ、最優秀男優賞、最優秀監督賞受賞の三冠に輝いた本作が上映決定!
ⓒ1998 筒井康隆/新潮社 ⓒ2023 TEKINOMIKATA
- 脚本・監督
- 吉田大八
- 出演
- 長塚京三/瀧内公美/河合優実/黒沢あすか
- 原作
- 筒井康隆『敵』(新潮文庫刊)
- 配給
- ハピネットファントム・スタジオ、ギークピクチュアズ