上映作品

東京物語(「優秀映画鑑賞推進事業」として上映)

特別料金 上映時間:136分
上映期間
3月1日(土)〜3月2日(日)

白黒/スタンダード/モノラル /136 分

配給:松竹 (大船)

この作品の上映日

  • 03/15 (土)
  • 03/16 (日)
  • 03/17 (月)
  • 03/18 (火)
  • 03/19 (水)
  • 03/20 (木)
  • 03/21 (金)

03/15 (土)

上映はありません

03/16 (日)

上映はありません

03/17 (月)

上映はありません

03/18 (火)

上映はありません

03/19 (水)

上映はありません

03/20 (木)

上映はありません

03/21 (金)

上映はありません

作品紹介

「令和6年度優秀映画鑑賞推進事業」として、貴重な35㎜フィルムで上映!

この作品を作るにあたって、小津監督は「親と子の成長を通じて、日本の家族制度がどう崩壊するか描きたかった」と語っている。戦後から8年しか経ていない当時、まだ〈高度経済成長〉や〈核家族〉といった表現がなされていない頃の作品である。尾道に住む老夫婦が、医者の長男や美容師の長女が住む東京に出かける。幸福そうな家庭も経済的には苦しそうである。東京で暮らす昔の同僚も親子関係に不満をもらす。子供たちが計画した熱海への旅行も疲れただけ、唯一の救いは戦地で行方不明となった次男の妻・紀子との一時であった。家族の変化と喪失が大きなテーマになってはいるものの、終盤にかけて原節子演じる紀子と香川京子演じる京子の紐帯の萌芽が描かれ、未来に向けて開かれた作品になっている点も見逃せない。「キネマ旬報」ベストテン第2位。1957年のロンドン映画祭での上映、翌年の英国映画協会(BFI)サザーランド賞受賞が、世界の小津ブームのきっかけとなった。

脚本・監督
小津安二郎
出演
笠智衆/東山千栄子/原節子/杉村春子/香川京子/山村聰/三宅邦子/大坂志郎/東野英治郎/中村伸郎/十朱久雄
配給
松竹(大船)
鑑賞料金
500円 ※回数券、招待券、学生サブスク等対象外