唐津国際映画祭2025｜7/10（木）プログラム

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【PROGRAM 01】 10：00

①「レイニーブルー」

監督：柳明日菜
制作国：日本
上映時間：107min / 長編

同窓の映画人・笠智衆を尊敬している蒼は、ある夏の放課後、映画同好会の部室からボロボロの脚本を見つけ妄想をどんどん膨らませていくー。自らの体験を脚本に落とし込み、青春の葛藤を描いた初監督、主演作品。

【PROGRAM 02】 12：10

①「Electron」

監督：Mehran Ranjbar
制作国：イラン
上映時間：20min / 短編

るベテラン俳優が引退前最後の出演作として選んだのは、いかにも意味あり気な映画だった。音楽、哲学、文学、あらゆる芸術への憧憬と回想を経てたどり着いた境地で、俳優はこの意味深な映画が提示する本当の意味に気付くのだった。

②「My Father Is Afraid of Water」

監督：Prateek Rajendra Srivastava
制作国：インド
上映時間：28min / 中編

兄が入院中の母親の世話をしている間、プラティークは家に残り、アルツハイマーの父親を介護することを選んだ。しかし、介護という日々の難題を乗り切る中で、彼はすぐに忍耐力と決断力が試されることに気づく。

③「アスク・フォー・ザ・ムーン」

監督：大石泰司
制作国：日本
上映時間：46min / 中編

大学4年生の三浦智子は映画監督を夢見ているが、ぶっきらぼうな態度とわがままな性格で周囲を寄せ付けず、周囲の協力を得ることは難しい。彼女を突き動かしているのは、最近亡くなった「完璧」な姉への劣等感だ。失敗にうんざりした智子は、まるで映画のように人生を「やり直す」ことを決意する。次のテイクは、橋から飛び降りるところから始まる …。

【PROGRAM 03】 14：00

トークセッション『映画×地方創生の新しい可能性』

近年、「地方創生×映画製作」が注目されています。大林宣彦監督の『花筐／HANAGATAMI』（オール唐津ロケ）や『おーるーブルー』（久米島町）などがその先駆けです。

地方創生を実現する新たな映画づくりのプロデュースを手掛けてきた甲斐田晴子シアター・エンヤ館長、インディーズからメジャーまで幅広い作品のプロデュースを手がけてきた浅野プロデューサー、そしてエンタメのリーガル専門家岡本健太郎弁護士によるトークセッションが開催されます。

ふるさと納税を活用した資金調達、マネジメント、権利問題、配給など、新しい映画製作の可能性と課題が議論されます。クリエイターや地方創生に関心のある方にとって、新たな学びとなる絶好の機会です。

■日時：2025年7月10日（木）14時～
■料金：1000円　※ゲストパス・フリーパス対象
■会場：映画館「THEATER ENYA」

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【PROGRAM 04】 15：40

①「The Second Coming of John Cooper」

監督：Kevin Kraft
制作国：アメリカ
上映時間：94min / 長編

パーティー好きの大スター、ジョン・クーパーはすべてを失った。ドキュメンタリー制作チームは、熱狂的なファンの家で居候する彼を発見し、名声と富を取り戻そうと奮闘する姿を記録した。

【PROGRAM 05】 17：20

①「Messiah」

監督：Marinella Setti Mantle
制作国：日本
上映時間：21min / 中編

1742年、アイルランド・ダブリン。ヘンデルの『救世主』初演の夜。神の最高の創造物である“人間”が罪深い存在であることを証明しようと、謎の人物が現れる。

②「スマホの中のエイリアン」

監督：川中玄貴
制作国：日本
上映時間：21min / 中編

ある日、アイのスマホに見慣れないアプリがインストールされていた。それは今流行りのAIアプリだった。しばらく使っているとAIアプリは突然話しかけてくる。そして自分は地球外生命体だと言い始めた。 

③「それはかつてあったから」

監督：有馬俊
制作国：日本
上映時間：38min / 中編

ブライダルフォトグラファーの姶良誠は、父を病気で亡くした。葬儀を終えても、感情の整理がつかずにいた。2年後、友人の父の葬儀を撮影する機会を得る。「新しい葬儀」を迎えるにあたり、姶良は父のオンライン葬儀場を再び訪れる。そこで、かつて父を知る人々からのメッセージに出会い、これまで知らなかった父の一面を知る。姶良は、再び弔うため、仮想空間に映る父の遺影を見つめ、父の人生と遺志に思いを馳せる。