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法人スポンサー

06 Interview

「去華就実」、「技術立社」、「食文化に貢献する気概」-創業140年、唐津を代表する企業の矜持とはー宮島醤油株式会社

唐津市の中心市街地に明かりを灯す「シアターエンヤ」。その活動を支える法人スポンサーの方々に、地域への想いを伺うインタビューシリーズです。
今回は、創業140年。伝統を守りながらも革新的な技術で「食」の未来を切り拓く、宮島醤油株式会社 代表取締役社長の宮島治様にお話を伺いました。

「去華就実」――実直に、誠実に、食と向き合う140年

はじめに、宮島醤油様の歩みと社是について教えてください。

当社は明治15年(1882年)、唐津市水主町(かこまち)で醤油の醸造所として創業しました。もともとは石炭輸送を営んでいましたが、より地域の皆様の生活に密着し、安定して貢献できる事業をと、醤油や味噌の製造を始めたのが原点です。私たちが全社員で大切にしている社是が、「去華就実(きょかしゅうじつ)」です。「外見の華やかさに惑わされず、実質を重んじ、誠実に中身のある仕事をせよ」という教えです。この精神を土台に、140年にわたり発酵技術を磨き続けてきました。

3,000種におよぶ商品力。「宮島にしかできない」を追求する

「技術立社」という理念通り、現在では非常に幅広い商品を扱われていますね。

はい。醤油・味噌といった伝統的な調味料はもちろんですが、現在は外食産業向けの業務用商品や他社ブランドの受託生産(OEM)など、手がける商品は約3,000種類にのぼります。私たちは「技術立社」と「食文化への貢献」を経営の柱に据えています。近年では健康志向の高まりを受け、血圧を気にされる方のための「減塩シリーズ」の開発にも力を入れています。伝統を守るだけでなく、「宮島だからできる」と言っていただける新しい価値に挑戦し続けることが、私たちの使命だと考えています。

「しょうゆもの知り博士」が伝える、地元の味と文化

地域貢献や環境への取り組みについても教えてください。

「地産地工」を掲げ、地元の優れた食材を活かした商品づくりを行っています。また、2011年からは社員とその家族で「虹の松原の保全活動」を続けています。特に力を入れているのが、次世代への「食育」です。「しょうゆもの知り博士」の認定を受けた社員が地元の小中学校へ出向き、自分たちで育てた大豆を使って醤油や味噌を作る授業を行っています。自らの手で地元の味を作る体験を通じて、日本の豊かな食文化に興味を持ってもらえたら嬉しいですね。

映画館は、大切な人と「体験」を分かち合う特別な場所

最後に、シアターエンヤへの応援メッセージをお願いします。

唐津に映画館が再び誕生したことを、心から嬉しく思っています。今はどこでも手軽に映像が観られる時代ですが、映画館はやはり「特別な場所」です。暗闇の中で、誰かと同じ作品を観て、同じ瞬間に笑ったり涙したりする。そんな一期一会の「共同体験」は、何年経っても色褪せない大切な思い出になります。シアターエンヤが、これからも多くの市民の皆様にとって、良き思い出が生まれる場所であり続けることを願っています。


【編集後記】
「外面を飾るより、実質を重んじる」。宮島社長の言葉には、140年という長い歳月を積み重ねてきた企業ならではの重みと、地域への深い愛情が溢れていました。伝統の発酵技術を未来の健康へと繋げる宮島醤油様のように、シアターエンヤもまた、唐津の文化をじっくりと醸成していく存在でありたいと感じました。

※私達の活動は、スポンサーの皆さまによって支えられています。スポンサーにご関心のある方は、コチラからお問い合わせ下さい

宮島醤油株式会社

創業:明治15年(1882年)6月 資本金:4,500万円 本社所在地: 〒847-0062 佐賀県唐津市船宮町2318番地 社員数 :714名 令和4年1月1日現在 (社員424名、パートタイマー290名) 公式WEBサイト:https://www.miyajima-soy.co.jp/