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法人スポンサー
07 Interview
海の恵みに感謝し環境を守り、より良い食を届けるため新たな可能性を追求する―金子産業株式会社
唐津市の中心市街地に明かりを灯す「シアターエンヤ」。その活動を支える法人スポンサーの方々に、地域への想いを伺うインタビューシリーズです。
今回は、創業120周年を迎え、唐津から世界の食卓へ海の恵みを届ける金子産業株式会社 代表取締役社長の木村知己様にお話を伺いました。
120年の歴史を胸に。マグロ養殖のトップランナーとして
はじめに、金子産業様の歩みと事業について教えてください。
当社は1905年に長崎で創業し、今年で120年という節目を迎えました。唐津には1966年に進出し、現在はニッスイグループの一員として、マグロの養殖・加工・飼料・冷凍冷蔵を一体となって手がける「養殖総合企業」を目指しています。従業員約500名のうち多くが唐津出身者で、本部の機能もここ唐津に集約しています。私たちの主力は、国内シェア約20%を誇る「マグロ事業」。そして、回転寿司などで提供される「アジの寿司ネタ」も、実は当社が国内トップシェアを誇っているんですよ。
海の恵みに感謝し、未来へつなぐ「循環型」のモノづくり
持続可能な水産業(SDGs)への取り組みが非常に進んでいますね。
私たちの事業は、すべて海の恩恵の上に成り立っています。だからこそ、環境への負荷を減らすことは最も重要な使命です。例えば、海洋プラスチックゴミの原因となる発泡スチロール製のフロートを環境に優しい素材へ切り替えたり、工場でのCO2削減や自然冷媒の導入を進めたりしています。また、魚を加工する際に出る残渣(残りかす)も捨てずに魚の飼料として再利用しています。「資源を無駄にせず、循環させる」── これが私たちのモノづくりの基本です。
地元の子供たちへの「食育」も積極的に行っていらっしゃいますね。
はい。唐津市の小中学校へ「アジナゲット」を無償提供したり、出張授業を行ったりしています。玄界灘の魚がどのように製品になり、資源がどう循環しているのか。子供たちが地産地消やエコサイクルに興味を持つきっかけになればと願っています。
人こそが財産。「明るく開かれた職場」を目指して
激動する水産環境の中で、大切にされていることは何でしょうか?
「安全・品質・生産・利益」という基本方針を堅持するのはもちろんですが、最大の財産は「人」です。120年続いてきたのは、時代の変化に柔軟に対応してきた先人たちの努力があったから。次の120年に向けて、若手がのびのびと挑戦できる「明るく開かれた職場」を創ることが、私の役割だと考えています。
映画館は、文化を育て次世代へつなぐ大切な拠点
最後に、シアターエンヤへの応援メッセージをお願いします。
唐津で唯一の映画館ということもあり、弊社の従業員やその家族も楽しく利用させていただいています。映画という総合芸術を通して地域を活性化し、文化を育てて次世代へつないでいく。そのシアターエンヤ様の姿勢に深く共感し、敬意を表して協賛させていただいております。これからも、唐津の情報発信基地として、ますます街を盛り上げていってください!
【編集後記】
120年という長い歴史を持ちながら、常に海の未来を見据えて進化を続ける金子産業様。私たちが普段何気なく口にしているお寿司のネタが、実は唐津から世界へ羽ばたいている事実に誇らしさを感じました。海を愛し、人を育て、文化を敬う。そんな木村社長の温かい眼差しが印象的なインタビューでした。
※私達の活動は、スポンサーの皆さまによって支えられています。スポンサーにご関心のある方は、コチラからお問い合わせ下さい。
- 金子産業株式会社
金子産業株式会社
創業:1905年(明治38年)
設立:1987年(昭和62年)
資本金 :9,000万円
本社: 〒847-0192 佐賀県唐津市中瀬通1番地8
従業員数: 約500名
公式WEBサイト:http://m-kaneko.co.jp/
