NEWS


2025.07.08(火)
唐津国際映画祭2025|7/9(水)プログラム
■唐津国際映画祭 公式HPはこちら
【PROGRAM 01】 10:00
①「My Friend Miles」
- 監督:Bess Solta
- 制作国:ベルギー
- 上映時間:78min / 長編
精霊のようなマイルズは、友人ソルタを連れベルリンから故郷アイルランドへ旅する。人生と記憶、アイデンティティの迷宮を辿るソルタは、つかみどころのない彼を探し続ける。魔法と政治が交差する映像による抵抗の物語。
【PROGRAM 02】11:40
①「Waiting」(Amir Rooini)
- 監督:Amir Rooini
- 制作国:イラン
- 上映時間:3min / 短編
子どもの世界では小さな変化が大きな不安を生む。学校が休校になり、みんなが親と帰る中、ハミドとナビドはいつも通り親を待ち続ける。
②「掘る女」
- 監督:知多良
- 制作国:日本
- 上映時間:4min / 短編

会社員の千佳には誰にも言えない秘密があった。それはストレスがたまると発作的に穴を掘ってしまうこと。しかし職場で掘るわけにもいかず、人目を忍んで、穴を掘る千佳。普通の人のふりをして生きていくために。
③「密談長屋」
- 監督:アブ シャヘド イモン
- 制作国:日本
- 上映時間:7min / 短編
殺し屋の浪人は親分から褒美をもらうため、とある長屋に呼び出される。
しかしそこに親分はおらず子分が待っていた。親分を待つ間、浪人は子分からとある提案をされるが…
④「Day to Night」
- 監督:Evan Shaw
- 制作国:アメリカ
- 上映時間:9min / 短編
怪しい雰囲気の酒場で、日本の恋愛系リアリティ番組『Day to Night』を観る男たち。出演者に自分を重ねて模倣することで、性的な暗喩に満ちた空間から抜け出そうとする若い男を描く。
⑤「Spider-Zan」
- 監督:Maryam Khodabakhsh
- 制作国:イラン
- 上映時間:13min / 短編
年頃の娘ネガールは、プロポーズの儀式の当日に困った状況に陥る──。
⑥「The Engagement」
- 監督:Xueqin Hao
- 制作国:イギリス
- 上映時間:14min / 短編
イギリス留学中の中国人女性は、病の父を救うため「贖いの結婚式」を行うよう母に呼び戻される。しかし式の最中、父は亡くなってしまう。
⑦「まよなかの探しもの」
- 監督:武田明香里
- 制作国:日本
- 上映時間:15min / 短編
毎日を退屈に感じている少女。ある日、街の大きな時計が止まってしまう。真っ暗で静かな街で、少女の「探しもの」が始まる。飛び出す絵本のストップモーションアニメーションで描く、とある夜の物語。
⑧「リテイク」
- 監督:大賀英資
- 制作国:日本
- 上映時間:20min / 短編
トラウマを抱える宇宙飛行士が、宇宙が舞台の映画撮影に監修として招かれる。助言を求められ、彼は苦い記憶と向き合わざるを得なくなるが、自らの経験により映画に現実味をもたらし、自身も立ち直る一歩を踏み出す。
【PROGRAM 03】13:30
①「Frankenfish by the River 化け魚に喰われたい私たち」
- 監督:Yusha CHEN
- 制作国:中国
- 上映時間:94min / 長編
女優志望のジャアジャアは失恋して実家へ帰省する。留学から一時帰国したカン・リンとワーキングホリデー出発前のユウウェ_。再会した三人組の親友が過ごす夏の思い出は、川辺で見た化け魚を通して魔法へと変化する。
【PROGRAM 04】15:30
①「夢子のフィナーレ」
- 監督:浅沼直也
- 制作国:日本
- 上映時間:38min / 中編
日常に絶望する主婦・夢子は、夫の暴言を機に毒殺を企てる。毒を盛る瞬間の彼女の目に宿る光は、閉ざされた感情の解放と人生の変化を予感させる。これは単なる犯罪劇ではなく、「夫を殺したい」と願う主婦たちの共感を呼ぶ、衝撃的な物語でミュージカル映画。
②「せせらぎシアター」
- 監督:山村もみ夫。
- 制作国:日本
- 上映時間:59min / 長編
終末医療関係者からの聞き取りでは、死ぬ間際の後悔ランキング、ダントツ一位は『やりたいことをやらなかった』らしい。あのころ夢を叶えるために全力を出しきらなかった中年の、取り返しがつかない後悔の話。
【PROGRAM 05】17:30
①「CARTAPESTA: CARNIVAL OF FANO – THE MOVIE」
- 監督:Andrea Lodovichetti
- 制作国:イタリア
- 上映時間:89min / ドキュメンタリー
イタリア最古のファーノのカーニバル。紙の張り子や山車作りの伝統が受け継がれる街で、仮面のキャラクター・ヴロンが、カーニバルを知らない少年を案内する。祭りは単なる行事ではなく、街の心を温める特別な“想い”なのだ。