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2026.01.27(火)
『ヒポクラテスの盲点』舞台挨拶レポート!
1月25日(日)に開催した、ドキュメンタリー映画『ヒポクラテスの盲点』の舞台挨拶レポートをお届けします。
当日は、本作の企画・監督・編集を一手に務めた大西隼監督にご登壇いただき、本作への想いを語っていただきました。
▼『ヒポクラテスの盲点』作品紹介
新型コロナワクチン。それは、国が推奨した“救世主”のはずだった
大手メディアが殆ど報道しない、科学と事実に基づいた《驚愕》のドキュメンタリー
新型コロナワクチンは、コロナ禍での「救世主」と目されたことは事実だろう。しかし、ワクチン接種によって感染者は減るどころか増えたというデータさえもある。なぜ日本人はワクチンを打ち続けたのか?現在においても公に検証がされないのはいったい何故だろうか?そこには、医学の盲点や限界のみならず、不都合な現実から目を逸らせるためのデータのトリック、アカデミアやメディアの政府に対する忖度など、⽇本社会のさまざまな問題が集約されていた…。
「実は僕も、3回打っているんです」─ 生命科学を修めた監督の苦悩と覚悟
本作の大きな特徴の一つは、監督自身の当時の立ち位置にあります。
大西監督は、大学院で生命科学を専攻し、博士号まで取得した「科学のバックグラウンド」を持つ人物です。しかし、パンデミックの渦中にあった当時は、監督自身も「思考停止」に陥っていたと率直に振り返ります。
「2021年の接種開始時、僕は映像制作会社の人間として、職域接種のきっかけを作ったり、自分自身も3回接種したりしていました。『これで平時に戻れるかもしれない』という安直な期待を持って、8割の国民と同じように流されていたんです」
転機は2023年。一部の報道等で、ワクチン接種後に体調不良を訴える人々の現実を知った時でした。
「論文を読もうと思えば読める知識があったのに、忙しさを理由に確認しなかった。映像で被害を訴える方々の姿を見た時、自分の無知と、職域接種を進めてしまったことへの後悔が押し寄せました。真実を知らないと、自分自身でいられなくなる。ある種の贖罪のような気持ちで取材を始めました」
当初は「反ワクチン」というレッテルや、テレビ業界での立場に対するリスクも感じていたといいます。しかし、実際に後遺症に苦しむ患者さんに直接会い、その声を聴いた時、「もう後戻りはできない。テレビが無理なら映画にしてでも形にしなければならない」と、覚悟を決めた瞬間を語りました。
タイトルに込められた意味。「悪意」ではなく「善意」が招いた盲点
観客からの「なぜ『ヒポクラテスの盲点』というタイトルにしたのか?」という質問に対し、監督は本作の核心とも言える見解を示しました。
「ヒポクラテスは医学の父であり、医師の象徴です。多くの医師たちは、決して悪意を持ってワクチンを勧めたわけではありません。『95%の予防効果がある』という情報を信じ、患者さんのためを思って推奨した『善意』の人たちがほとんどだったはずです」
しかし、結果として甚大な被害を訴える声が上がっている現状について、こう続けます。
「まさか、ここまで社会全体で一つの薬剤を使い、それがここまでの事態を招くとは、医師たちにとっても、そして我々社会全体にとっても予測できなかった『盲点(死角)』だったのではないか。怒りや対立だけでは解決しない。なぜ誰も気づけなかったのか、その構造的な『盲点』を冷静に見つめる必要があるという意味を込めました」
誰かを断罪するのではなく、善意がシステムの中でどう歪んでいったのか。その構造自体にメスを入れる視点こそが、本作の大きな特徴です。
テレビでは流せない「巨大すぎる問題」。だからこそ映画館で観る意義がある
「なぜ、これだけ大きな問題がテレビや新聞で大きく報じられないのか?」という会場からの問いに対し、監督はメディアの構造的な課題を指摘しました。
「端的に言えば、問題があまりにも巨大すぎて、既存のメディアシステムでは扱いきれないのだと思います。メディアは『真実の追求』よりも、社会の『仮初めの秩序』や『安定』を優先してしまう側面がある。システムが大きく破綻することを恐れ、見て見ぬふりをしてしまうのではないでしょうか」
だからこそ、監督は「映画」という自由な表現の場を選びました。
本作には、ワクチン推奨派の医師へのインタビューも収録されています。あえて反対派だけの意見に偏らせず、科学的・医学的な事実を積み上げることで、将来必ず行われるであろう検証に耐えうる「記録」を残す意図があったといいます。
映画は、未来の検証に耐えうる「資料」である
「映画が完成しても、まだやり遂げた気にはなれませんでした。この映画を補完する資料集のようなパンフレットを作って、ようやく『記録』としてパッケージできた気がしています」
最後に監督が語ったこの言葉に、本作に対する姿勢が表れています。
扇情的に不安を煽るのではなく、また一方的に正義を振りかざすのでもない。「分からないことは分からない」という誠実さを保ちながら、事実を積み上げた本作は、私たちがこれから先、この時代を振り返るための重要な「資料」となり得るのではないでしょうか。
「無関心こそが最大の罪」 ─ 会場にあった言葉のように、まずは「知ること」から始めてみませんか。
大西監督が静かに積み上げた「記録」の重みを、ぜひ劇場で確かめてください。
上映は2/5まで続きます。
上映スケジュールはコチラです。
大西監督、ご来館のお客様、ご参加いただきありがとうございました。

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