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法人スポンサー

03 Interview

流通の革新を図り、唐津の生活者の安心と健康と心豊かな暮らしに貢献する-株式会社まいづる百貨店

唐津市の中心市街地に明かりを灯す「シアターエンヤ」。その活動を支える法人スポンサーの方々に、地域への想いを伺うインタビューシリーズです。
今回は、創業から90年以上にわたり、唐津の「食」と「暮らし」のインフラを守り続けている株式会社まいづる百貨店 代表取締役社長の木下修一様にお話を伺いました。

「唐津の人に必要なものを届けたい」創業から続く利他の心

まいづる百貨店様の歩みと、経営理念について教えてください。

当社の歴史は昭和8年(1933年)、曾祖父・木下吉六が「大手ビル」を開業したことから始まりました。当時は物が乏しく、日本全体が苦しい時代。そんな中、曾祖父は「唐津の皆さんに、生活に必要なものを届けたい」という一心で店を立ち上げました。現在の経営理念は「流通の革新を図り、生活者の安心と健康と心豊かな暮らしに貢献すること」。時代は変わっても、地域のために汗をかくという創業の精神は、私たちの根幹に流れています。

買い物難民を救う。「地域貢献」としての店舗展開

人口減少やネット販売の普及など、地方の流通を取り巻く環境は厳しさを増していますが、どのようにお考えですか?

これからは量販店やコンビニが減少していく時代が来ると予測しています。そんな時こそ、地元に根ざした私たちの強みが発揮されるはずです。実際に、スーパーが撤退してしまった地域から出店のご相談をいただき、呼子や鎮西、玄海、肥前といったエリアへ展開してきました。これは売上のためではなく、「地域の灯を消さない」という地域貢献のための決断です。超高齢社会において、買い物に困る方々に最後まで寄り添える拠点でありたいと考えています。

人手不足への対応や、最新技術の導入もいち早く取り組まれていますね。

平成2年の段階で「プロセスセンター」を設立し、調理加工を集約して店舗の負担を減らすなど、効率化を進めてきました。現在はベトナムからの技能実習生も30名ほど活躍してくれており、専用の個室寮を完備して安心して働ける環境を整えています。将来的には盛り付けロボットなどの導入も視野に入れ、テクノロジーと人の力を融合させて、地域のインフラを守り抜きます。

「良い食」こそが、健康と心豊かな暮らしの源

「食」に携わるプロとして、大切にされていることは何でしょうか?

最近は便利な惣菜も増えましたが、やはり唐津・佐賀の豊かな食材を使って「料理する楽しさ」を次世代に伝えていきたいですね。人間の体は、日々口にするものでできています。「良い食」は健康に直結します。食文化を大切にすることは、自分自身の未来を大切にすること。そんな想いを込めて、私たちは毎日商品をお届けしています。

市民の願いから生まれた、22年ぶりの映画館

木下社長はいきいき唐津の社長も務められ、シアターエンヤ復活の立役者でもあります。現在の姿をどうご覧になっていますか?

2010年の調査で、市民の皆さんから一番多かった声が「映画館が欲しい」という切実な願いでした。それから「唐津シネマの会」を立ち上げ、7年間の草の根活動を経て、2019年にようやく22年ぶりの映画館が誕生しました。ここまで支えてくださった皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。

最後に、シアターエンヤへの応援メッセージをお願いします。

シアターエンヤは音響もシートも素晴らしく、国際映画祭を開催できるほどのクオリティに成長しました。セレクトされる作品も非常にレベルが高いと評判です。これからは、よりお客様との距離を縮め、市民の皆さんが「ここは自分たちの映画館だ」と愛着を持てる場所になってほしい。唐津の街に映画がある幸せを、共に分かち合っていきましょう!


【編集後記】
「商売は地域貢献である」という揺るぎない信念を持つ木下社長。私たちが毎日「まいづる」で買い物ができる安心感の裏側には、未来を見据えた革新的な挑戦がありました。シアターエンヤという文化の拠点を生み出し、育ててきたその情熱に、改めて敬意を表したくなるインタビューでした。

※私達の活動は、スポンサーの皆さまによって支えられています。スポンサーにご関心のある方は、コチラからお問い合わせ下さい

株式会社まいづる百貨店
設立:1957年(昭和32年)
資本金 :3,000万円
本社: 〒847-0034 佐賀県唐津市中原2905-5
従業員数: 社員630名 ※2024年5月末現在
公式WEBサイト:https://maizuru.co.jp/